8月26日(土)
|日本キリスト教団 岡山信愛教会
ワイズメンズクラブ&YMCA合同企画 映画上映&監督あいさつ「飯舘村 べこやの母ちゃん〜それぞれの選択」
~今、そこにあるフクシマを考える〜


日時・会場
2023年8月26日 14:00 – 17:30 JST
日本キリスト教団 岡山信愛教会, 日本、〒703-8277 岡山県岡山市中区御成町12−16
イベントについて
【講演会概要】 講演会名 : ワイズメンズクラブ&YMCA共同オンライン講演会
映画上映&監督あいさつ「飯舘村 べこやの母ちゃん〜それぞれの選択」
~今、そこにあるフクシマを考える〜
2011年3月の東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故。
私は今までに見たこともない甚大な被害に何をすべきか見失った。
仲間の車に同乗させてもらい、宮城や岩手の被災地を訪れることが出来た。
被災地の家々の瓦礫の山を見た。避難所にも足を運んだ。
しかしそれでも私は何をすべきかわからず1カ月が過ぎていった。
4月の終わり近く、飯舘村の全村避難のニュースが飛び込んできた。
中東のパレスチナに長年通ってきた私には、故郷を追われる飯舘村の人たちの姿が
、70数年を難民として生きてきたパレスチナの人々の姿と重なった。
それぞれ自分の人生を180度転換させられる事態。
飯舘村の人たちがどのように自分の生き方を変えていくのか、
どのような人生を歩んでいくのか私は気になった。
放射能汚染が懸念された飯舘村の牛たちはミルクを出荷することも、
移動することも、牧草地の草を食べることも禁止された。
私が飯舘村に行ったときは、ちょうど酪農家の方々が、
酪農を休業し、長年可愛がっていた牛たちを屠畜に出す日だった。
べこやの母ちゃんは子牛にミルクを与え、愛情込めて育て上げる。
大きくなったら、雨の日も風の日も一日も欠かさず、乳しぼりをする。
3人の母ちゃんの生き方は違うが、どんな状況下でも強く、
たくましく生き抜いていく姿を描きたいと思った。
3人のべこやの母ちゃんたちの人生を通して、原発事故は何だったのか、
人々に何をもたらしたのか、考えるきっかけになればと思う。
開催日時:8月26日(土)14時00分〜17時30分
登壇者 :古居みずえさん
1948年島根県生まれ。アジアプレス・インターナショナル所属。
1988年よりイスラエル占領地を訪れ、パレスチナ人による抵抗運動・インティファーダを取材。
特に女性や子どもたちに焦点をあて、取材活動を続けている。
他にもインドネシア、アフガニスタン、アフリカの子どもたちを取材。
新聞、雑誌、テレビなどで発表。
開催場所:ミュージックバーOMS (オンライン配信も予定しております)
アクセス: 天満屋岡山より徒歩5分
定 員:リアル30名・
参加費/チケット料金:1000円
お申込み:YMCA HPより
https://setohime-ymca.org/?p=3262