と き:9月17日(火)19時〜20時40分
ところ:ミュージックバー OMS
出席者:リアル ワイズ 20名・ゲスト 2名・講師 1名 合計:24名
遠隔地 ワイズ 16名(姫路・姫路G・米子・大阪なかのしま・長浜)
総合計 40名
ワイズメンズクラブ西日本区瀬戸山陰部EMCシンポジウム 「持続可能なワイズメンズクラブ運営を目指して 〜認知・理解・共感・参画の100%促進で前進を」
講演者:清水真一さん 大阪茨木ワイズメンズクラブ
ワイズメンズクラブ国際協会西日本区 EMC事業主任
茨木商工会議所 会員
大阪社労士事務所 代表
社会保険労務士
ワイズメンズクラブやYMCAには、横文字が多いので、とっつきにくい、そんな言葉をよくお聴きします。大変申し訳ありません、十分にうまく翻訳してお伝えしきれていない執行部の力不足を感じます。
では、今回テーマに掲げているEMCとは何なのでしょうか?以下にその意味を記します。
E = Extention (クラブ数の増加)
M =Membership (会員数の増加)
C =Conservation(会員の育ちの支援)
つまりEMCとは、健全なクラブ活動を維持し、その結果ひとりひとりの会員の育ちが促進され、ワイズ運動が地域に徐々に広がっていくことです。
そのためにも毎回の例会や活動が楽しく充実したものであることが重要で、その結果、参画している誰もが生き生きと活動できる場を創造し、新たな人と出会い、運動が継続していくこととなります。このシンポジウムを通して、共に理想的なクラブライフを過ごし、充実度を上げることを深く学びあいたいと思っています。
みなさん、こんにちは。オンライン上でみなさんとお会いできることをとても楽しみにしています。私は今期このような事業方針を立てています。①知名度を地域等で50%向上させる、②活動を地域等で25%理解してもらう、③活動に地域等で20%共感してもらう、④活動に地域等で5%参画してもらう、⑤活動に参画してもらった人から100%入会してもらう。そのための作戦を共に学びましょう。
◯瀬戸山陰部EMCシンポジウム実施の背景
E = Extension(クラブ拡張)
M = Membership(会員増強)
C = Conservation(会員の維持養育)
EMCは、上記のように規定されるが、忘れてならないのが、なんのためのEMCなのかということである。EMCは手段ではあるが、目的ではない。
では目的は何なのか?それは、誰もが生き生きと活動できる場を作り、新たな人と出会い、ともに育ち合い、その場所がより良いものであるため、よのなかに広がることであろう。
その結果、その場所は自ずと持続可能になるはずである。
以下にかつて熊本クラブの会長であった今村格さんの示唆に富んだ文章を引用する。
ここから・・・・・・・・・・・・
現在の西日本区全体の課題は、EMCへの取組であることは論を待たない。西日本区を挙げてその取組が模索され各部・各クラブへと、その方針に沿った行動が求められている。
ある会合で聞いたその方針を端的に示す、「ワイズメンズクラブは、仲良しクラブでは駄目だ」という言葉が気になった。アメリカ合衆国の社会学者である「レイ・オールデンバーグ(RayOldenburg)」は、1989年に著書「TheGreatGoodPlace」にて、「サード・プレイス(第3の場所・the third place)」を都市の魅力を高める概念として提唱し、その中で、「サード・プレイス」の概念をおおよそ次のように述べている。
効率化が求められる都市には都市居住者にとって生活上欠かせない「二つの居場所」に加え、居心地の良い三番目の場所「サード・プレイス」が必要であり、「サード・プレイス」の存在が都市生活の魅力を大きく左右する。生活上欠かせない「二つの居場所」とは、ファスト・プレイス(第一の居場所)である「家」、セカンド・プレイス(第二の居場所)である「学校や職場」である。ここで敢えて「都市」と限定したのは、「田舎」にはもともと随所に「サード・プレイス」が存在し、その魅力が都市居住者の「田舎暮らし」に対する憧れとなっているものと考えられるからである。
「サード・プレイス」は、義務や必要性に縛られるのではなく、自らの心に従い、進んで向かう場所だ。趣味を楽しんだり、息抜きをしたり出来る心安らぐ居場所で、その場所は人により千差万別である。例えば、一人で通うお気に入りの静かなカフェ、趣味を共有できる仲間たち、一緒に体を動かすグループなどもそうだ。
私が懸念するのは、最近のEMC活動が、ワイズメンズクラブを「サード・プレイス」としてでは無く、「セカンド・プレイス」にしようとするものではないかということである。ワイズメンズクラブは個人にとっては「生業」ではなく、また生業の為の目的を果たす場でもない。将にここで言うところの「サード・プレイス」であるという認識に立ったEMC活動が求められる。
ここまで引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・
瀬戸山陰部が今後何のために「仲間を増やしていく」のか。そのことをまずそれぞれが考えることの大切さを思った例会でした。
ちなみに今回新たな仲間が与えられ、大変うれしいときでしたので、公式に2次会を設定し、終了後はワイワイガヤガヤとても楽しく過ごすことができました。飛び入りでご参加いただいていた2名の牧師さんたちの生演奏もあり、暑い夏が更に熱くなった例会でした。
西日本区理事とEMC主任も大変エンジョイされており、最後は締めのラーメンも堪能していただきました。忘れられない岡山ナイトでした。
飛び入り参加、【義多亞弾蔵】ギターヒクゾー牧師
YMCAせとうち 協力牧師 のぶちゃん
◯シンポジウム資料
◯シンポジウムの感想
西日本区理事の、ワイズメンズクラブは、奉仕団体ではなく、友好団体だとの言葉が印象的でした。EMC活動は、組織を維持拡大するためには、生命線だと思うのでより積極的に関わっていきたいと思いました。ありがとうございました。
遠いところから岡山にお越しいただいて感謝でした。キャンプの作業と重なっていたため、一部が終わった後、退出させていただきました。大人のボランティアグループは、ワイズ以外にライオンズやロータリーをはじめ様々ありますが、振り返りのときに「違いは何なんですかね?」という話になった。それはYMCAの理念に共感して、支えていこうという団体だということ。。という結論に。一方では、だからこそYMCAでの経験がない大人の方をどのように誘っていけばいいかが課題ですね。。という意見もありました。
諸事情でなかなか、ゆっくり参加できませんが、自分では、楽しくさせていただいています
米子クラブだけでは限界があるが、こうしてzoomで皆が集まり会員増強について、
時間を共有できたこと良き刺激になりました。ありがとうございました。
中之島クラブの和田さんが、語られたことは私の思いでもあります。クラブ内の充実だけでは、新しいことも、交流もましてやワイズを知る機会も少ないでしょう。思い切って外に出かけることこそEMCに繋がるのではないでしょうか。
ボランティアは自発的、社会性、無報酬で行うものとされますが、個人的には『恩送り』と捉えています。今の私があるのは多くの人のおかげですが、全ての人にお返しすることは出来ません。ならば次の世代にお返しをすればよいと考えています。社会奉仕も上中下があって、お礼を期待したりするのは下。お礼を期待しないまでも自己満足で終わるなら中。皆が自分も社会のために何か貢献してみたいと思って貰えるような社会奉仕ができたら上、と考えています。言うは易く行うは難しですが、自己主張するのではなく、陰徳を積むというような、さりげない奉仕活動が私は好きです。そういうワイズメンを目指しています。
EMC事業主任のお話を聴く機会を与えていただき有難うございました。
我がクラブでも入会式が今年度中にできるといいなと思いました。
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