と き:10月16日(火)19時〜20時40分
ところ:ミュージックバー OMS
出席者:リアル ワイズ 17名・ゲスト 2名・講師 1名 合計:20名
遠隔地 ワイズ 1名(米子)・ゲスト 1名
総合計 22名
「超高齢化社会のただなかで「老い」を生きる」
日本キリスト教団 牧師(聖書神学修士)
YMCAせとうち評議員
私たちの日本は、少子高齢化のなかで、超高齢社会を迎えています。「老い」を向えた、また、老いに向う高齢の自分自身のことを考えます。また、身近に高齢者の方がいます。わたしたちは高齢者の方々と共にどのように生きるのでしょうか。
高齢者の多くは、慢性的な病気、心身機能、認知機能などの低下、生活課題を有し、生活に不自由さを感じています。介護を必要とする高齢者がおられます。高齢期の発達課題に「人生の統合」があり、高齢者は「健康」の確保において、生きている意味・生きがいなど、人が有するスピリチュアルな課題に向き合います。「老いに生きる、人生の意味とは何であろうか」「最期を迎える日まで、何を大切にして、どのように生きてくのか」「年齢的に自分の死をどのように捉え、死を迎えていくのか」「人生の最期に向け、具体的にどのような準備をしていくか」これらのスピリチュアルな課題は、個別的、普遍的、かつ哲学的、宗教的な問いを含んでいます。
今回は、岡山ワイズ、YMCAせとうちのみなさんと一緒に、特に、わたしたちが、日常の生活で経験するスピリチュアリティの観点から、この課題をとらえ、「老い」について、「生きること」について考える機会をもつことができ、たいへんよろこんでいます。どうぞよろしくお願いします。
わたしは社会福祉の働きは、人々の幸福(well-being)を生活支援の観点から支えることであると考えています。幸福は、人生で何も問題のない、凪のような状態でなく、生きづらさや生活課題を抱えていても、そのただなかで、自らの価値を認めることができ、「生きる」(生かされている)喜びや感謝が実感できるところにあると思います。超高齢化社会を迎えた今、共にどう生きるかを考えましょう。(大学HPより)
発表の骨子(当日のレジメです)
2042年がピークになるという超高齢化社会。私はというとその時生きていれば8?歳、どの様な状態になっているのか、そして取り巻く環境は・・・等、考えながらの講演内容でした。超高齢化社会とは老人介護の問題を筆頭にダブルケアラー、延命治療諸々の多くの問題が含まれ 本人の意志・家族間での話し合い、そして社会全体で取り組みが必要となってきます。介護については多くの人力が必要となり、それに対しての色々な社会資源がありますが、そのシステムを上手く利用して本人・家族が安心して心豊かに過ごせるように知識を得る事が必要と思いました。
講演後には メンバーから今抱えている課題を含め 色んな感想・体験を聞くことが出来、講師の先生を中心に充実した時間を持つことが出来ました。これには お忙しい中 事前打ち合わせのお時間取っていただき、こちらの要望を色々取り入れていただき講演して下さった岡本先生に感謝です。
本人の年齢・家族環境がそれぞれ異なる状態の中、“これから何が大事”を考えながら帰路についたのではと思いました。私は 明日じゃがいも荷卸し雨が降らないといいな・・・と思いながら帰りましたが、その後、後期高齢者に突入した主人と色々意見交換しました。
良い学びの機会になりましたこと感謝いたします。 ドライバー 高原良子
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◯講演会資料(期間限定公開・2025年3月末迄)
◯講演会の感想
各人が色んな立場で、考えられる卓話内容でした。岡本先生に感謝です。
みんなそれぞれ抱えていることがたくさんあることがよくわかった。
両親の終末をどう考えるか。自分の終末をどう考えるか。そんな年令になったのだなと思います。介護のこと、リハビリのことなど、いま現実に起こっていることとオーバーラップさせながら聴くことができました。
高齢化問題と少子化問題は同一であると感じた。YMCAせとうち発信で岡山の出生率アップのための働きかけをしてはどうか?
超高齢化社会は、皆んなの課題です。多くの議論と取り組みがこれからも必要だと思いました。
現在、自分がおかれた環境を思い、福祉サービスを利用できることのありがたさを再確認できた。
身近な課題にもかかわらず、あえて学ぼうとしていないことにスポットを当てての例会はワイズならではで、これからもこのような例会を企画開催出来ればいいなと思っています
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