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「パレスチナ映画」上映会報告

この度のパレスチナ・イスラエル情勢を憂い、

11月上映会は、パレスチナゆかり映画3本を選んで行いました。





 現役の大臣の発言に強い衝撃を受けつつ、ガザへの原爆投下など決して容認できません。危機感を覚えております。200万人以上の暮らすガザでは、完全封鎖が続き、水、食料、燃料、医薬品が足りず、病院の機能不全により命を落とす人も出ています。この人道危機を傍観していたら、次々と命が失われてしまいます。どうか、共に声を挙げてください。

そのためにもまず、ガザのことを知っていただきたいと思い、映画の会を企画しました。


映画上映会を行うに当たり、いろいろな文献やYou Tube動画に目を通しました。

中でもいとうせいこうさんの著作には胸を打たれましたので、開演にあたり、みなさんにご紹介もしました。以下、引用です。(パレスチナ在住のヤセルさんとの会話から)


パレスチナの民は平和を求めているだけなんだ。

自分たちの国にいて、自分たちの自由が欲しい。それだけだよ。

どうかガザの外にいる人々に伝えて欲しいんだ。

平和のために抗議をしてなぜ撃たれなければならないのか。

少しの時間でいいから、

どうかどうかガザに生きている私たちのことを考えてください。

「お願いします。そう伝えてくれませんか」  

ヤセルさんの目には涙が浮かんでいるように見えた。  

俺は胸の詰まる思いで、彼の目をしっかり見て答えた。

「必ず日本へ帰ってお話を伝えますから」  

俺の後ろに座っていたキャンディダが

洟をすすっているのがわかった。

舘さんも横田さんもヤセルさんの目をじっと見る他なかった。





上映会詳細

ガザ 素顔の日常

内 容:

①11月11日(土)13時〜15時  まびくらハウス      9名

②11月16日(木)19時〜21時  ミュージックバーOMS 11名

③11月26日(日)13時〜15時  岡山信愛教会       7名






あらすじ:

サーファーにラッパー、40人子どもがいる漁師のおじいちゃんなど個性豊かな人々が登場

あなたはガザ地区と聞いたら、どんな場所をイメージするだろうか?「世界で最も危険な場所」「紛争地」「ミサイル」「戦車」など危険な戦争のイメージを思い浮かべるのではないだろうか?そんなあなたはこの映画で全く違うガザの一面を発見することだろう。穏やかで美しい地中海に面しているガザの気候は温暖で、花やイチゴの名産地。若者たちはサーフィンに興じ、ビーチには老若男女が訪れる。海辺のカフェの飛び切りハイテンションな店主に朝会えば、間違いなく誰もが幸せな一日を過ごせるはずだ。他にもタクシー内で歌う人々やあふれる想いを叫ぶ若いラッパーに、妻が3人、子どもが40人いる漁師のおじいちゃんなどが登場する。こんな個性豊かなガザの人々にきっと魅了されるに違いない。


「平和が欲しい。ただ普通に暮らしたい。」


しかし現実は過酷だ。東京23区の6割ぐらいの狭い場所にパレスチナ人約200万人が暮らすガザの住民の約7割が難民で貧困にあえいでいる。イスラエルはガザを壁で取り囲むのみならず、2007年以後は物資や人の移動も制限する封鎖政策を続けており、陸も海も空も自由が奪われたガザは「天井のない監獄」と呼ばれる。2014年と2018年の戦争では、多数の学校、病院、家屋、発電所などが破壊され、多くの命も失われるなど、ここには命の保証もない。それでも日常を力強く生きようとする人々がいる。19歳で現実逃避するためにチェロを奏でるカルマは海外留学して国際法や政治学を学びたいと考えている。14歳のアフマドの夢は大きな漁船の船長になり兄弟たちと一緒に漁に出ることだ。「欲しいのは平和と普通の生活」。ガザの人々は普通の暮らしを今日も夢見ている。


以下、現在のガザの状況です。





古居みずえパレスチナ作品集上映会&監督トーク

ぼくたちは見た ガザ・サム二家のこどもたち

ガーダ パレスチナの詩


と き:11月25日(土)13時〜17時

ところ:日本キリスト教団岡山信愛教会

参加者:会場     会 員5名(板野・高本・坪倉・三浦信・太田)その他 4名

    オンライン  ワイズ3名・その他 3名



内 容:

①監督トーク    13時〜   13時30分 

②ぼくたちは見た  13時30分〜15時 

③ガーダ      15時〜   17時10分

④まとめ      17時10分〜17時20分



古居みずえ監督



日本のフォト・ジャーナリスト、映画監督である。

アジアプレス・インターナショナル所属、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会会員

1948年、島根県に生まれる。東京都在住。 37歳の時に関節リウマチで歩行困難になり、1か月後には歩行器なしでは動くことも不可能になったが、投薬により奇跡的に回復した。その際にフォトジャーナリストの広河隆一による写真展を見たことがきっかけとなり、古居が病気になるまでの前職はOLであったが「一度きりの人生。何かを表現したい」と思い、1988年、フリーのジャーナリストとしてパレスチナへ渡航する。 1993年に難民キャンプ出身のガーダ・アギールと出会って以来、彼女を写真とヴィデオで撮り続け、12年後にドキュメンタリー映画『ガーダ パレスチナの詩』として結実する。 2005年、写真『パレスチナの女たち』でDAYS国際フォトジャーナリズム大賞審査員特別賞を受賞した。

2006年、第6回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞(公共奉仕部門)を受賞した。

2011年、イスラエルによるガザ地区空爆の犠牲になった家族を取材した映画『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』が公開される。福島第一原発事故で計画的避難区域に指定された福島県飯舘村を取材したドキュメンタリー映画『飯舘村の母ちゃんたち』の製作に携わり、脱原発を訴えている。

古居は出身地である島根県に対する社会貢献として「古居みずえ故郷の会」を発足させ、旧掛合町(現雲南市)や出雲市のほか、松江市など島根県内における様々な市町村で、映画の上演や講演活動を行っている。

2014年にガザ地区で取材活動を行い、アジアプレスのホームページ上で報道を行った。

古居は2016年3月に福島県の飯舘村において農業を営む女性を対象とした「飯舘村の母ちゃんたち、土とともに」と称するドキュメンタリー映画をリリースした。


①「ぼくたちは見た」ガザ・サム二家のこどもたち(86 分)

2009 年、イスラエルのガザ攻撃があったとき、私は生き残った子ど もたちに話を聞きに行きました。その時は空爆だけでなく、地上攻撃 がありました。話を聞いた当時 10 歳の女の子は両親を爆撃で殺され ていました。当時 12 歳の男の子はキャンプに入ってきたイスラエル 兵に目の前で父親を殺されました。そのとき以来、私は何度か彼らの ところに通いました。その男の子は長い間トラウマに苦しみました。

「どうしてぼくたちは他の国の子どものように普通に暮らせないのだろう」と言い、両親を亡くした女の子は「どうしてイスラエルは子ど もたちを殺すのか ? 世界に見捨てられたと感じた」と語ってくれたことを思い出します。 これ以上の犠牲者が出ないことを切に願い、暴力でなく根本の問題が解決されることを願います。



②「ガーダ パレスチナの詩」(106 分)

パレスチナ人女性ガーダ・アギールは、ガザ地区南部の難民キャン プで生まれ育った。自立心の強いガーダは伝統的な結婚式を拒否しよ うとし、今までのやり方にこだわる母親や友人、婚約者の母親とぶつ かっていく。1996 年、ガーダは最初の子、ガイダを出産。その後も、 旧来の習慣にとらわれない新しい生き方を貫いていく。

2000 年、パレスチナではイスラエルの占領に対する抵抗運動 ( イン ティファーダ ) が始まる。親戚の 13 歳の男の子カラムの死をきっか けに、母親として気持ちを揺り動かされたガーダ。彼女は、パレスチ ナ人としてのアイデンティティに目覚めていく。心に蘇ってきたのは、 幼い頃祖母から聞かされた故郷の話や歌だった。イスラエル軍によっ て家を壊され、テント暮らしを余儀なくされた 100 歳になるハリーマ・ シュビーア。イスラエルとの国境で農業や放牧を続けるウム・バシー ム。彼女たちによって語られる、故郷を追われた人々の歴史...。


参加者のみなさんの感想

 ガザで起こっていることは、けっして他人事ではありません。我々大人の責任です。あらゆる利得を自分もしくは、自分の家族のみに、誘導しようとする人間の欲の衝突が、結局戦争とゆう悲惨な事象に繋がっているのだと思います。何事も分かちあう気持ちとゆるしあうこころがなければ争いは、絶えません。小さな争いの延長線上に大きな戦争があります。ガザで起きていることは、凄惨で悲惨な現実ですが、憎しみの連鎖がどこかでとまりますように。子供達の瞳に希望をいだきます。そして、世界中の平和を祈ってます。考えさせられる映画制作していただきありがとうございました。


 今日は途中から精神的に堪えられず何度も帰宅したくなったパレスチナ映像を観る会に、お誘いを頂き行ってきました。 観て、知らなきゃあという気持ちのみでなんとか...(--;) YMCAさん主催のドキュメンタリー映像監督 古居 みずえ氏 作品『ぼくたちは見た-ガザ サムニ家の子供たち-』そして『ガーダ パレスチナの詩』という、75年前から虐げられているガザの10年前の悲惨な状況を伝えるドキュメンタリー映像で、現在、日々,毎時の如く悲惨で理不尽なパレスチナとイスラエルの戦闘の模様がテレビで映し出され、双方が相手を非難し合う中で多すぎる人々が殺されていく事に私は慣れっこになっている状況から、目先の悲惨さではなく根底にあるもの,歴史背景,内情を知りたく思い参加したのですが、特に1作目の10歳程の子供達が、自分の両親,家族,友人が眼前,傍らでバラバラの肉片になり、血まみれになり惨殺される状況を、目を見据え、表情を変えることなく気丈に淡々と語る姿は子供とは思えないものであり、ショックであり、胃の痛みと気持ちの落ち込みでいたたまれませんでした。「生きているより死んだ方がまし」…と笑いながら話す子供の姿に、どれだけ惨い事を経験し今の日々を過ごしているのだろうか?と想像を絶する心の痛手を感じました。私達に出来る事...それは先ず「事実を知り認識する事」 だと思いました。 両映像は県立図書館等に所蔵されている様ですので、一度はご覧戴きたいと思います。 「希望を持たなければ希望は叶わない」...そうです。 それにしても75年間積りに積もった憎しみとエゴで人命を軽んじられ苦しみ続けているのは、国民...『人』なんです。何とかならないのか? 何とかせねば!...



最期にいくつかの情報をリンクで共有しておきます。



The future depends on what we do in the present.

未来は、「今、我々が何を為すか」にかかっている。


その通りに思います。

暴力の渦巻く世界を、止めるために

それぞれができることをなしたいと願います。


パレスチナ支援募金にご協力ください。




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